野球部が海岸林再生ボランティアを行いました。
本校野球部がみやぎ鎮魂の日の3月11日に,鎮魂の祈りを込めて海岸林再生ボランティアを行いました。
(公財)オイスカの海岸再生事業で10年前から植えた閖上の松林において,土壌の余分な水を排水する溝作りをしました。
松の根は土壌に水分が多すぎると,しっかり下へ伸びないのだそうです。
この溝作りをすることで,見えないところでもしっかりと根を生やし,防災効果をいっそう高める狙いがあります。
野球部は2019年3月に参加して以来,感染症流行の数年を経て2度目の参加です。
当時の選手が掘った溝は現在も活躍しています。
今の1,2年生は初参加なのでオイスカの吉田俊通様から海岸林再生の目的や経緯を説明を受けました。
その後はボランティアの皆様とコミュニケーションをとりながら,溝の修復や新設にあたりました。
風が吹けば少し肌寒い中でも,半袖になる選手もいるほど積極的に体を動かし,活動しました。
オイスカの海岸林再生はこれからも数十年続きます。
微力ながら今回の活動が誰かのためになることを祈り,他の北高生にも共有しながら,今後も機会を見つけて参加していきます。