宮城県名取北高校について

 

  名取北高等学校長挨拶

 

AI(人工知能)に真似できない人間力の育成

~来るべき社会への心構え~


 

 

 

宮城県名取北高等学校

校 長  挽地 裕之 

 

 人の一生にそれぞれの時節があるように,学校にも時節というものがあります。

 本校は2018年に創立40周年を迎えました。産声をあげた子どもが40歳を迎えたのと同じと考えれば,創業の30年から守成の50年に向かう時節と考えてよいでしょう。それは青春の時に体験し学び取った「知識」を,次代へとつなぐ「知恵」に高める時節と言えます。

 社会に眼を転ずれば,近い将来,AI型自動レジを備えたコンビニや自動運転する自動車が普及し,不足する労働力が確保されたり,手間のかかる作業が安全で確実に代行されたりと,私たちの生活はさらに快適になると言われています。AI(人工知能)にできることは機械に任せ, AIには真似できないことを人間がする時代の到来と言えます。ところで<AIには真似できない人間力>とは何でしょうか。私たちはそれを真剣に考えなければなりません。

AIが人間の仕事を奪うと言われますが,人間の能力の一部分をAIが代行することで新たな職種が創出されるようになるでしょう。その時に必要となるのが<人間力>なのだと考えます。主役が常に人間であるならば,生身の人間にしかわからない価値があるはずです。どんなに機能的なモノでも,そこに人間的な温もりや美しさという付加価値が備わっていなければ,人はそのモノを手にすることはないでしょう。

 これからの「学び」は,自らの五感を大いに発揮してさまざまな事柄を体験し,そこからかけがえのない言葉を紡ぎ出して「知恵」にすることが求められているのです。便利な今だからこそ,直接人々が一堂に会し共に切磋琢磨しなければ得られないことがある。仮想現実ではなく,現実に体験することの価値がもっともっと高く評価されるようになるでしょう。<学校>とはまさにそれが可能な場なのだと私は考えています。

 生徒の皆さん,失敗を恐れず,どんなことにでも果敢に挑戦し,充実した高校生活を本校で過ごしてください。

 保護者・地域の皆さん,どうか温かく生徒たちをご支援くださいますようお願い申し上げます。(生徒や保護者が)入ってよかった,(職員が)勤めてよかった,(地域社会にとって)あってよかった学校となるよう努めて参りたいと思います。

 

2019.4.1

 

  校訓


  人間愛   創 造   貢 献

  学校教育目標


1 人間を愛し、知性を養い、情操を陶冶して豊かな人格を備えた逞しい人間を育てる。
2 創造の精神を尊び、積極的に自己開発に努める人間を育てる。
3 新しい時代・社会における自己の役割を認識し、郷土及び社会に貢献する人間を育てる。

  学校経営方針


AI(人工知能)が生活に欠かせない時代を生き抜くため,生徒一人一人が主体的に考え抜く知性を持ち,多様な生き方を互いに尊重し合える寛容さを兼ね備えた,地域社会に貢献できる人材を育てる「人づくり」を大切にした学校経営を行う。

 

            入ってよかった(生徒・保護者),

勤めてよかった(職員),

                                  あってよかった(地域社会)名取北高校。

  本年度重点目標

 

 

(1)学力伸長  「基礎学力」の保障    「わかりやすく深い」授業の実践

(2)進路達成  「多様な進路」の提示   「組織的できめ細かな指導」の実践

(3)相互理解  「性格特性」の理解    「外部機関」との連携推進

(4)環境整備  「安心安全な学校づくり」 「清潔な学習環境」の維持整備

(5)地域連携  「開かれた学校づくり」  「広報活動」の充実

 

(1)生徒が主体的に人生を生きることができるように「潜在的な能力」を見出すよう心掛け,「ほめて育てる指導」に努

   める。

   生徒が自ら考え判断し行動できるように基礎学力を保障し,「わかりやすく深みのある授業」を心掛けてさらに能力

   を伸長する。
(2)生徒が志を立て社会貢献を通して生きがいを見出すことができるように,さまざまな場面を活用して「多様な進路指

   導」に努める。

   一人一人の生徒が目標とする進路希望を達成することができるように,学校として支援できるような「組織的な進路

   指導」に努める。 

(3)互いに認め合い尊重し合える人間関係を構築できるように,個々の「性格特性」を理解する特別支援教育研修を実施

   し実践力を向上させるよう努める。

   特別に支援を要する生徒については外部機関との連携を図り,特別支援コーディネーターを中心に学校全体で協力体

   制を組んで努める。

(4) 安心安全な教育活動を支えるために施設設備を適正に維持・管理し,清掃活動や点検活動を充実させ,清潔な学習環

   境の維持に努める。

 (5)地域社会に開かれた学校づくりを推進するため,近隣の教育機関等と連携して異年齢との交流を深める等の活動を実

   践し,「学校だより」「ホームページ」を活用して広報活動に努める。

  宮城県名取北高等学校 校歌


作詞 橋浦兵一  作曲 海鋒義美


名取北高等学校 校歌 左の絵をクリックすると、MP3形式の校歌を聴くことができます。

校歌譜面

  校歌


空新しきあけぼのを 熱き思ひに眺むれば

泉蔵王のたたずまい いのちは若く緑濃く 自由の道は輝かん

我が学び舎に陽は薫り 影静かなる黒松の 梢を遠く潮の香や

名取の流れ絶ゆるなく 世々の相(すがた)を映すべし

ここふるさとの野ははるか 日ごとに結ぶ夢深く 学びの知恵はかぎりなし

はばたき出でてわが望み 地平をさやに越えゆかん

風すがやかに訪れて こころの扉開かんと 語らふ友は集ひ来ぬ

彩雲(あやくも)高く夕させば ゆくてに星は澄みわたる