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名取北高TOPICS(令和8年度)

【活動報告】名取の未来をリデザイン!「名北アカデミー講演会」キックオフ講義がスタートしました!

今回は、地域と若者が手を取り合い、名取の未来を大きく変えるワクワクするプロジェクトの始動について、嬉しいご報告をお届けします!

「名取フィールドの”当たり前”は、誰かにとっての旅の目的になる。」

私たちが何気なく口にしている「ずんだ」、毎日見上げている美しい海岸林、通り過ぎる公民館。それら日常の風景の先にある「ニュースの向こう側の現実」に触れたとき、高校生たちの無限の発想力が輝き出します。彼らの柔軟なアイデアは、地域の未来を新しく塗り替える大きな糧となるはずです。

この度、地域の大人が伴走者として共に創り上げる共創プロジェクト「名北アカデミー高校生と一緒にやりたい〇〇(こと)」が幕を開けました。キックオフ講義は6月2日と6月16日の2回にわたり実施されます。今後、6月中に対象の調査や調整を重ねて各プロジェクトに本格参画し、10月の成果発表会に向けて全力で駆け抜けていきます。

ここでは、さっそく熱気にあふれたキックオフ講義(6月2日)にて、名取のリアルについて気付かされた生徒たちが主体的にまとめたメモをご紹介します。

 

<生徒たちが向き合う地域のリアル(現状の課題)>


伝統文化・農業の「担い手不足と高齢化」

・閖上大漁唄込み踊り(無形民俗文化財)

 現在、メンバーが15人まで減少。高齢化に加え、東日本地方を襲った津波によって大切な唄や踊りの教材・資料が流出してしまい、継承が危機的状況にあります。どうしたらよいでしょうか?


農業の縮小

 高齢化と後継者不足により、作物の作付面積を減らさざるを得ない限界に直面しています。枝豆収穫とずんだ作りをとおして、農業のリアルを体験


観光・広報 

名取単体での観光客が少ない:「自分たちが発信したいもの」ではなく「相手が行きたくなる・見つけやすい」設計を追求。

・SNS(Instagram、TikTok、YouTubeショート等)の特性を活かした動画発信。


防災・啓発

海岸林の重要性が伝わっていない:自宅を流されたイラストレーターの体験を基にした「絵本」でのアプローチ。子供から大人まで、世代を超えて持続的に防災の意識を繋ぎます。


公民館の居場所作り
孤立する若者・学校に馴染めない子:「愛島公民館部」などの活動を通じ、中高生自らが「学校が苦手な人でも安心して過ごせる居場所」を企画・運営。


・郷土の歴史

資料不足、若い世代の無関心:学生がフィールドワーク(増田地区など)でグループに分かれて素材を集め、展示作りの即戦力(若手の行動力)として全力で協力。


講師の皆様の伴走のもと、課題をただの「問題」で終わらせず、デジタルツールや若者ならではの行動力でワクワクする未来へと変える。そんな挑戦が、ここ名取北高校で始まっています。10月の発表会で、彼らがどんな景色を見せてくれるのか、今から胸が高鳴ります。

今後も彼らの奮闘と成長の様子を随時お届けしてまいりますので、ぜひ温かい応援をよろしくお願いいたします。

【開催レポート】世界が広がる!「名北アカデミー講演会キックオフ講座」を第2弾を開催しました!

初夏の爽やかな風が吹き抜ける本日、本校からとってもホットで、未来へのワクワクが詰まったイベントの模様をお届けします!

6月16日(火)の7校時目、6月2日の第1弾に引き続き、本校を舞台に「名北アカデミー講演会キックオフ講座」が盛大に開催されました!

今回はなんと、地元・名取市にキャンパスを構える尚絅学院大学の先生方8名に加え、社会福祉法人みのり会、そしていつも私たちが大変お世話になっているセブンイレブン名取北高前店から、それぞれ1名ずつ、計10名もの素晴らしい講師の皆様をお迎えしました。

各分野の第一線で活躍されるプロフェッショナルな方々から、ここでしか聞けない貴重なお話を直接伺うことができ、会場となった教室は生徒たちの熱気とキラキラした笑顔で包まれていました!

学校の枠を飛び越えて、地域や大学と深くつながる。そんな「新しい学びのトビラ」が勢いよく開いた、まさにキックオフにふさわしい特別な時間となりました。

講師のみなさま、本当にありがとうございました! 受講した生徒のみなさんが、これからどんな未来を描いていくのか今から本当に楽しみです。

講義の一部をご紹介いたします。


AI時代の心のケア
心理学の本質である人間の心の科学的探求や、コミュニケーションにおける非言語情報の重要性を学びました。気遣いが不要で安心できるAI相談と、深い対人ケアに優れる人間、それぞれの相談体験の違いやこれからの活かし方に期待が高まります。

スポーツの効果や楽しさについて考えよう!~スポーツ教育学入門~
素材のままでは伝わらないスポーツの楽しさを、ルールを工夫して誰もが楽しめるようにする「スポーツ教育学」の神髄を学びました。「競技の向上」ではなく「スポーツを通じた成長への関わり」という想いに深く共感する講義となりました。

セブン・スクールラボ セブンイレブン✕名取北✕掲示板
時代に合わせて社会のインフラへと変化するコンビニの本質や、売上の追求、ロスの概念について学びました。ここに高校生ならではの視点や発想力を掛け合わせ、ポップデザインやSNS活用による売上向上や廃棄ロス削減を目指す取り組みが始まります。

モルをみんなで突破する- ワークブックをつくろう
化学基礎の最難関である「モル」を1人でも多くの人が理解できるよう、全員でワークブックを制作する企画です。得意な人も苦手な人もそれぞれの視点を活かし、日常生活の例えや視覚的な工夫をベースに分かりやすさを追求していく過程にわくわくします。

高校生とやりたい多文化共生社会
異なる文化的背景を持つ人々が、互いの価値観を尊重し合い対等に生きる多文化共生社会の定義について学びました。ハラールマークなどの具体的な仕組みを知り、お互いの文化の違いを認め合って「相手を知ること」が共生への第一歩であると実感しました。

子どもは遊びで育つ!
子どもは遊びを通して身体能力や探究心を獲得していく「有能な学習者」であることを学びました。大人がただ遊具を与えるだけでなく、思わず夢中になる環境や仕掛けをデザインし、一歩先の成長を促すための適切なサポートの重要性に迫ります。

自分を大切に 〜プレコンセプションケア
将来のライフデザインを見据えた日々の健康管理を学び、食事や睡眠が自身の健康に直結していることを再認識しました。朝食の大切さや自分に不足する栄養素、超回復の3原則を知り、この学びを友達やSNSで周囲に広げたいという前向きな意欲が生まれています。

地域の魅力と課題を発見し、世界へ伝える
探究の原動力は、自身の純粋な好奇心や夢中になっていることから始まります。単なるネット検索で終わらせず、アンケート、インタビュー、データ収集などの手法を用いて客観的な証拠を集め、世界へ伝えていく主体的なサイクルの重要性を学びました。

福祉の未来をアップデートしませんか?
「障害者は自分たちとパソコンのOSが違うだけ」という言葉に共感し、福祉業界のネガティブなイメージや課題を見つめ直しました。目的や年齢層に合わせた多様な施設の存在を知り、今までのイメージを変えて実際に触れ合いたいという意欲が高まっています。

名取の歴史を歩いて探究
本や資料を調べるだけでなく、自分の足で歩き、地域の人の生の声を聞くことで名取の歴史の理解が何倍も深まることを学びました。地図の比較から生まれる疑問や、今も街に残る歴史的景観などの「土地の違和感」を掘り下げていく楽しさに満ちています。