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交通社会の一員として:交通安全講習会の実施について

本校では、生徒の安全意識向上を目的とした「交通安全講習会」を実施いたしました。昨今の法改正や事故情勢を踏まえ、生徒が真剣に取り組んだ講習の内容を、以下の通りご報告させていただきます。

開催概要
日時:令和8年5月8日(金) 第7校時
場所:本校 体育館
対象:全校生徒

講師:JAF宮城支部 宮腰 直人 氏

テーマ:「交通違反、自転車事故の危険性を知る」


1. ドライバー視点から考える「道路の公共性」

事故防止の第一歩は、他者の視点を知ることにあります。 講習では、ドライバーが危険な飛び出しに遭遇した際の「驚愕・安堵・憤り」という心理的負担について学びました。道路は公共の財産であり、共通ルール(道路交通法)の遵守は利用者の義務です。一人ひとりの振る舞いが「名取北高校」全体の信頼に繋がることを再確認しました。

2. 「青切符」導入と法改正への対応

2026年4月より、自転車への反則金制度(青切符)が本格運用されています。 交通事故全体が減少傾向にある中、依然として高止まりしている自転車事故への対策は急務です。数千万円規模の高額賠償事例や、将来のキャリアへの影響など、重大事故が人生に及ぼすリスクの重さを改めて共有いたしました。

3. 実践すべき「3つの鉄則」と地域特有の注意点

事故に直結しやすい以下の3点を重点指導いたしました。

一時停止の徹底(「止まれ」での確実な足つき確認)
左側通行の原則(逆走の禁止)
並進の禁止(横に並んでの走行禁止)
また、学校付近の「セブンイレブン付近の歩車分離式信号」においては、車道青信号での進行に潜むリスクを指摘し、自転車を降りて歩行者として横断する方法を教えていただきました。

4. 命を守る最後の砦「ヘルメット」

自転車事故死因の約6割を占める頭部損傷。 脳へのダメージは不可逆的であり、シートベルトのない自転車にとって、ヘルメットは唯一の命綱です。「髪型や手間」よりも「一生の安全」を優先するよう、強く指導しております。


自転車に乗ることは、車と同様に「交通社会」の一員となることです。 本校といたしましては、今後も生徒が加害者にも被害者にもならないよう、継続的な指導に努めてまいります。ご家庭や地域におかれましても、生徒の安全な登下校を温かく見守っていただければ幸いです。

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